2005年4月20日

春を食べる

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 これはよもぎ入りもちもちおにぎり(適当につけた名前です)。よもぎの若葉を見たらとにかく摘んでよもぎ団子とかよもぎご飯とか作りたくなります。今年はご飯にお餅を乗せて炊いて茹でて細かく切ったよもぎを入れてすりこぎで少し潰して好きな大きさに握るだけ。半分はきな粉を表面にまぶし付けました。あんことかと食べるよもぎ団子も好きだけど甘くないこういう食べ方も好きです。口の中によもぎの香りが広がります。

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 これは同じくよもぎを使ったよもぎパン。白神こだま酵母を使ってごく普通のパン生地に茹でて細かく切ったよもぎを混ぜ込みました。成形の時にきな粉を表面につけて焼きました。なので上のよもぎ入りもちもちおにぎりのパンバージョンと言ったところ。これもそう強い香りではないけれど、噛んでいたらよもぎの香りが広がっていい感じです。こういう季節限定の料理は作るのも楽しくていいですね。

2005年4月18日

山食パンと角食パン

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きっと皆さんも馴染み深い山食パンと角食パンです。しかし、これも単純なだけに難しいし奥が深いです。発酵が思うようにいかなかったり焼きが浅かったり・・と色々壁が立ちはだかります。言い訳のようですが手捏ねでしているとその壁が更に増えるような気がします。今回始めてちょっとくらいお見せできるような物ができました。切った断面も結構いい感じだったのでちょっと満足です。
しかし、手捏ねも楽しいし好き(何より捏ねている時の感触と充実感)なのですが、ニーダーが欲しいなぁ・・・と思う今日この頃です。

カンパーニュ

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これはカンパーニュです。田舎パンとでも言いましょうか、粉と塩と酵母あと少しの砂糖、それだけで作る素朴なパンです。粉は普通は全粒粉と普通の粉を混ぜるのですが今回は使いさしのライ麦粉があったのでそれにしました。
手捏ねでパンを作り始めて数ヶ月・・ルヴァンの天然酵母パンという本の表紙のカンパーニュに憧れて作るもののパヌトン(発酵かご)から上手に外せないとかクープが上手くできないとか色々なハードルがあります。ましてや本を見ながら全くの自己流でやっているので尚更です。しかし!今回数々のハードルのうち、パヌトンから上手く出せたそして何よりクープが上手く開いた!のです。それだけで何だかとっても嬉しかったです。