2005年10月21日

りんごのタルト

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 ちょっとばかりアップをサボっていました。段々と朝晩の気温が下がって来ましたね。ところで私はここ数年この季節になると決まってある物を無性に食べたくなっていました。それは紅玉のりんご。店頭などでは殆ど見掛けないのでいつもインターネットで探していたんです。それでやっと今年は買いました。懐かしい味ですね。酸っぱくって、固い果肉。これぞりんご!
 そのまま食べても美味しいけれどジャムやお菓子にしても美味しいのが紅玉。今回はパトリシオ・ガルシア・デ・パレデス先生のあまくておいしい!砂糖を使わないお菓子の本に載っているりんごのタルトを作りました。なかなか上手に出来ないけれど、味はとても美味しくできました。とても自然な感じの味。こういうお菓子は普段は食べないけれど食べる時はやはり自分達の好きな味の物を食べたいからやはり手作りになりますね。この本には他にも美味しそうな物がいっぱい載っています。少しずつ作ってみようと思います。

2005年10月17日

むかごご飯

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 前回に続いてご飯シリーズですね。今回はむかごご飯です。皆さんはむかごをご存知でしょうか。山芋の葉の付け根につく実の事です。秋の味覚ですね。これを見ると季節を感じます。七分搗きのご飯と炊いています。味は塩だけであっさりと。なんとも美味しいご飯になります。むかごはこの他にもフライパンで炒って塩味や醤油味をつけて食べても美味しいですよ。秋はこういう炊き込みご飯が美味しい季節です。

2005年10月15日

玄米粥

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 ここの所画像が白熱灯色というか何というか・・カレー色になっています。食卓のある所が白熱灯ばかりなもんで・・・なんか工夫が必要です。
 さて、これはカレー粥ではありません。玄米粥です。主人が暫くアメリカへ出張に行ってまして、帰って来たら案の定胃袋が疲労しきっておりました。身体がカロリーの高い物を拒否しているのです。なので暫くの間は低カロリー食で食物繊維を沢山摂るメニューにしようと思います。まずは玄米粥でお腹を労わりましょう。これは私達でも定期的に食べるとお腹がホッとしますよ。

2005年10月13日

切干し大根の煮物

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 毎度おなじみの切干し大根の煮物です。今回はシンプルにやりました。本当は切干し大根だけにしようと思ったのですが、お出汁に使った干し椎茸があったので(出汁は昆布と干し椎茸を水につけて冷蔵庫に一晩置いて使っています)一緒に入れました。このくらいシンプルだとこれに茹でた青菜と豆腐の和え衣を合わせたら白和えになるし、サラダの中にも入れられるしそうするとご飯にもパンにも合うおかずが作れるのです。こういう応用範囲の広い作り置きのおかずを作っておくと便利ですね。

2005年10月12日

大根と豆腐の煮物 葛あんがけ

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 山田の青空市でとっても美味しい大根を買ったので大根の煮物を作る日々です。今日は木綿豆腐と一緒です。先に大根を煮てから大根を取り出してからその煮汁で豆腐を煮ます。豆腐が煮えたらまた取り出して最後に水溶き葛で煮汁にトロミをつけて大根と豆腐の上からかけます。生姜をおろして入れても美味しいですよね。毎日大根でお腹いっぱい・・・。いかん・・・腹八分目にしなくっちゃ。

2005年10月11日

秋の味覚 さつまいもと栗

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 だんだん秋も本格的になって来ました。秋が旬の野菜も沢山出回って来ましたね。夏野菜はほぼ自給自足の我が家ですが、それ以外の季節の農産物は勉強不足です。なかなか農産物のレパートリーが増えないのですが、ここ山田村の青空市場があるのでとても助かっています。山田村の青空市場は出荷農家は数少なくてほとんどが自家用に作った農産物です。ですから青空市場のキャッチコピーが「おじい、おばあのおすそ分け」なのです。その日の朝に収穫された野菜が並ぶので新鮮そのもの!週末ごとに通っています。
 さて、その市場で買ったさつまいもと栗でちょっとしたおやつ感覚の煮物を作りました。栗は皮を剥いて塩少々を入れてあらかた火を通して、次にさつまいもと一緒に煮込みます。その時に砂糖の代わりにドライフルーツを細かくして入れると程よい甘味が付いて美味しくなります。今回は冷蔵庫の野菜室に封を開けたドライイチヂクがあったのでそれを細かく切って入れました。画像にごまのように写っているのはイチヂクです。食事の時にも出せるし、おやつにも良し。今回も美味しく頂きました。

2005年10月 9日

新米

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 ふっくらツヤツヤの新米です。もちろん玄米で炊きました。本日は圧力鍋で炊きましたけれど普通の鍋で炊くとまた違う食感になって美味しいですね。
 我が家には結婚以来炊飯器が有りません。結婚してからずっと普通の鍋でご飯を炊いていました。最初は白米を食べていましたけれど。ですから玄米を食べるようになったからと言ってもご飯を炊くプロセス自体は全く変わっていないのです。炊飯器で炊くより早く炊けるしご飯も美味しくなるしで、不便に思った事は全く有りません。ですから炊けたご飯を入れるためにお櫃が必需品な訳です。お鍋でご飯を炊いてお櫃に入れて食べる。それだけでご飯が数ランクアップしますよ。

2005年10月 8日

野菜スープ

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 野菜たっぷりのスープです。もしかして野菜のスープ煮と言った方が合っているかもしれませんね。入れた野菜は玉葱、キャベツ、人参、です。みんな甘味の出る野菜ばかりです。出汁は昆布だしと野菜ブイヨンを半々です。野菜から充分に旨味が出るので野菜ブイヨンは要らないくらいですが、子供達は入れた方が好きみたいです。味付けは塩、こしょうであっさりと。これからはこういうスープがよく食卓に登場します。美味しいお野菜ほど包丁を入れる回数を少なくした方が良いような気がします。ごろんごろんと大きな野菜の煮込み・・・あ~食べたいな。

蒸し野菜

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 今日は蒸し野菜です。ちょっと大きめのお皿にいっぱいです。蒸篭の一番下にさつまいもを置いてまず蒸し始めます。さつまいもにまだ火が通りきらない内に残りの空間にキャベツのざくぎりを並べ、さつまいもの上にブロッコリーとカリフラワーを置いて蓋をして蒸します。これは結構すぐに出来上がります。味噌ゴマだれ(みそ、ねりごま、お酢、玉葱、しょうが)を作って添えておきます。やさいの旨味がそのまま味わえる一品です。

2005年10月 6日

切干し大根と昆布の煮物

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 マクロビオティックの定番料理の一つの切干し大根の焚いたんです。一緒に入っている細切りの昆布は例によってお出汁に使った昆布を利用しました。この切干し大根の焚いたんも私の大好物です。
 大体私は元から肉は嫌い。魚はあれば食べるけれど無くても苦にならないという嗜好でした。野菜と豆腐があれば満足っていう感じで。だからマクロビオテックの食生活というのは丁度私の嗜好と合っているのです。でも食生活はいろいろな物を食べている訳で、これらを照らし合わせたらやはり色々と問題はある訳です。でも私はなんちゃってマクロビアンなので気楽に構えています。出来る範囲の事を無理なくやっていこうと思います。

2005年10月 5日

じゃがいもと大豆の揚げまんじゅう

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 きょうの一品はマクロビオティック的にはあまり好ましくない料理かもしれません。じゃがいもを使っていますから。しかしこのじゃがいは自分達で育てた物です。山田村は大根が美味しいのですがじゃがいももすっごく美味しいのです。それできょうのじゃがいもはキタアカリを使用しました。この品種は火の通りが早く別名省エネ芋とも言います。崩れやすいのでサラダやコロッケ等に向いています。一応料理名を付けていますが実は冷蔵庫のお掃除です。少しずつ残っていたおからと大豆の水煮を入れています。あと炒め玉葱をいれ、クミンシードとガラムマサラを入れてちょっとスパイシーにしました。表面に片栗粉をまぶして揚げています。揚げ物はあまりしないのですが、たまに気が向いたらやります。これはお弁当に入れても良いですね。

2005年10月 4日

庭の秋

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 今の家を新築して引越してからもう6年が経とうとしています。庭にも色々と木を植えたりハーブを植えたりとしてきました。最近やっと自然な感じになってきて色々と楽しめるようになりました。その一つがあけび。もともとは山田村の青空市で買ったあけびの実を食べてその種をポットに植えたのが始まり。それを地植えにしてから待つ事三年目にやっと実がついたかと思ったらあっけなく無くなってしまったりして去年くらいからやっと私達が食べられるようになりました。そして今年は4~5個の実が付いていました。
 あけびは中にある甘い実はそのまま食べます。そして外側の苦味のある皮は味噌炒めにして食べたらとても美味しいです。お酒のおつまみなんかにはピッタリ。
 そして画像に写っているもう一つの実。赤くてちょっとさくらんぼ風ですが、これは山ボウシの木の実です。これも食べられます。殆どの実は鳥に進呈していますが、毎年少しだけ(味見程度)食べます。我が家の娘はこの山ボウシの実が好き。勿論あけびも好きです。柿も大好物なので植える場所さえあったら植えたいのですが、いい場所が無いので諦めました。でも毎年近所の方々が沢山くださるので別に植えなくてもいいかな、とも思います。
 こういう身近な所でささやかな秋を感じ取る事ができる環境がとても好きですし、これからも大事にしたいと思います。

2005年10月 3日

大根と干し椎茸の煮物

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 私の住んでいる山田村の大根はすっごく美味しいんです。今の時期の大根は普通イマイチ美味しくないっていうか一味足りない感じがしますが、山田村の大根は違います。えぐみや苦味もなく、みずみずしい大根なんです。その大根をお出汁を摂った椎茸と一緒に煮物にしました。お出汁は昆布と干し椎茸です。一物全体なので大根の皮も剥かないで焚きました。その方がかえって甘味とかが出て美味しい感じがします。美味しい本物の野菜こそ一物全体の価値があると思いました。

2005年10月 2日

おからの煮物

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 今回はおからの煮物です。どうも関西出身の私はおからの煮物というより「おからの焚いたん」と言ったほうがしっくりくるのですが・・・。中に入れた具はひじき、ねぎ、大根葉です。これも私の大好物。油揚げを入れたらコクが出て美味しいけれど今回の様な具もあっさりとして美味しいです。同じ様におからをいつもより多少薄味に焚いて少しこしょうとか好みによってカレー粉なんか入れて豆腐マヨネーズか豆乳マヨネーズを入れたらおからのサラダになります。これもなかなか美味しいですよ。パンのおかずなんかにはおからサラダはピッタリです。

根菜のクリームシチュー

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 日毎に秋の気配が感じられる今日この頃です。そんな季節は暖かいスープやシチューが食べたくなりますね。画像は根菜のクリームシチューです。オレンジページのマクロビオティックのおしゃれレシピに載っていたレシピを多少アレンジして作りました。玉葱、牛蒡、人参、ジャガイモ、大根が入っています。クリームシチューと言ってもマクロビオティックなので勿論、乳製品は一切入っていませんし、スープも野菜ブイヨンを少し入れただけです。ホワイトソースは植物性油と粉で作ります。シンプルな味ですがとても美味しいです。これからの季節は身体を暖める料理がいいですね。