季節の味その2
これも写真を撮るだけでアップを怠けていた物です。作ったのは4月26日。まず、一番上の白っぽいのが筍のお刺身。この筍は毎年京都に住む母方の叔母が送ってくれる物です。私の母の実家は京都の物集女(もずめ)という所でそこは筍の名産地です。春になると親戚が筍をくれてお腹いっぱい食べるのが楽しみでした。この筍はいわゆる筍特有のえぐみがありません。茹でる時も糠は入れません。ただお湯で湯がくだけ。それなのに筍の旨味と甘味が詰まっていて本当に美味しいのです。結婚してからも毎年送ってくれる叔母に感謝です。そしてその下の青い皿が山菜の天ぷら。大きい方がタラの芽で小さい方がこしあぶらです。この山菜は買って来た物です。さらにこの青い皿のすぐ左が筍の木の芽和え。筍が送ってきたら必ず作る一品です。この料理を作りたいために庭に山椒の木を植えました。まだ小さいのでなかなか利用できませんが大きくなるのが楽しみです。そしてその上がこごみ。これもタラの芽と一緒に買い求めた物。湯がいたごごみに醤油をかけたりタレをかけたりして食べます。
こうして春には春の山菜や筍、野菜といったその時だけの味は素朴ではあるけれどとても贅沢ですね。
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