数週間前のことです。
母「バイク買いに行くから支度して。」
私「藪から棒に何?」
というわけで某バイク屋さんにてバイクを買いに行きました。当初はスズキのグラストラッカーにしようかと思っていたのですが、カワサキのエストレヤの美しさに一目惚れしてエストレヤに決めました。
いつ取りに行こうかと思っていたら雪のせいでなかなか取りに行けず結局配達してもらいました。配達のお兄さんがうちの場所が分からず何回か電話を掛けてきましたが、私の説明が下手でなかなか伝わらりませんでした。そこへA氏が通りかかって声をかけて道案内をしてくださったそうです。私のバイクの話を知っているA氏から
「エラノールさんのところにバイクの配達?」
といきなり言われて驚かれたそうです。私の道案内が下手くそだったばかりに驚かせてごめんなさいお兄さん。
ピカピカのクロームメッキと美しい造形のエンジンにすっかり心を奪われました。150㎝のちびライダーが跨っても両足のつま先がちゃんとつく安心の足着き性です。写真では片足しか着いていませんが。しかも、ちび女ライダーでも扱える軽さです。
このバイクは立山科学グループにちなんでスティーブンと名付けました。何のことか分からない方はYou Tubeで検索してみてください。CMがupされているはずです。なぜ立山科学グループなのかというとCMが面白いからです。エストレヤとは何の関係もありません。
天気が回復して路面が乾いた日に家の前で初乗りしようとバイクを引っ張り出しているとA氏が通りかかって声をかけてきました。
いざ乗ろうとエンジンをかけましたが、少し経つとエンジンがとまってしまいました。あれ?と思ってない知恵を絞り、とまった理由を考え、一つ思い当りました。燃料コックがオフのままだったんです。オンにして再びかけてもなかなかかかりません。素晴らしいエンジン音だからもっと聴かせてよスティーブン、と念じても大した効果はありません。かかってもすぐにとまってしまいます。
父ライダーに相談したところ
「燃料コックをオフにしていたからガソリンがエンジンに届くまでセルを回し続けないとかからない。ガソリンがなくなりかけているからリザーブにしたらかかる。」
みたいなことを言われました。
次の日、スティーブンのいかにも単気筒らしい「ドッドッドッド」というエンジン音をもっと聴きたくて、もう一度燃料コックをオンにしてエンジンをかけると調子よくかかりました。どういうわけか、またタイミングよくA氏が通りかかって声をかけてきました。
前回上手くできなかったUターンを練習してみたところ、前よりは上手くできました。またエンジンがとまってしまい、燃料コックをリザーブにしするとかかりました。しかし、勝手にとまることがありました。燃料の残量が本当に危機的な状況なんでしょうか。