2012年8月アーカイブ

教習5日目

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 前回に引き続き8の字です。そんな私は密かに見守られていたらしく、教習が始まる前にトイレにいた掃除のおばさんに声をかけられました。
「お兄さん元気?今何してる?」
影の薄さに定評のある私はあの兄の妹という形で顔を覚えられることがよくあります。兄は存在感ありますから。
 ちなみにどのくらい影が薄いのかというと、高校の卒業式で出席番号順に名前を呼ばれる時、先生が私の名前を呼ぶのを忘れるくらいです。実話ですよ?これ。しかも同級生たちはそのことに気が付かなかったみたいです。
 そのおばさんは私がまた教習に来たので何の免許を取りに来たのかと思っていたらバイクの教習に励む私を目撃したそうです。毎回立ちごけをする姿を見たってことでしょうか。
「バイクの運転難しいでしょ。きっと乗れるようになるよ。頑張ってね。」
と励ましてくださいました。それにしても誰だっけ?あのおばさん。兄も同じ教習所に通っていたから兄を知っていたんでしょうか。それとも実はうちの地元の方でしょうか。
 さらに運転前の体操をしてたら普通自動車免許取得の際にお世話になったK先生が近くを通り
「お?」
という顔で私を見ていたので笑顔を返しておきました。あのお嬢ちゃんがやってるなって思われてるんでしょうか。
 問題の8の字ですが、
「もっと体倒して。遠くを見て。バイクが不安定になってきたらアクセル使って。」
と言われながらやっていました。体を倒すと言われてもなかなかできません。ただでさえ不器用な私がそんなことしたら見事に転ぶんじゃないかと気が気じゃないです。
 私の恐怖心を取り除くためにもっと広い場所でジグザグに走って体を倒す練習をしました。先生が走った通りに走るのですが、ゆっくりとしか曲がれない私は先生との距離がじわじわ開いていきます。
 そして、円を描いて走ろうとしたら内側に倒れました。けがはありません。バイクを起こそうしても、ちびな私じゃぴくりともせず結局いつも通り先生に手伝ってもらいました。こんなんで大丈夫でしょうか。
 ところで、なんで私以外の女性ライダーを見かけないんでしょう。先生も教習生も全員男性です。それと教習車が毎回同じなのはちびでも足が着くバイクがあれしかないからでしょうか。それは考えすぎですか?普通自動車免許の時は毎回違う車だったと思うんですが。

教習4日目

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 免許取得X日目じゃ日本語がおかしいですね。
 家族旅行に行ってきたので前回の教習と一週間も間が空いてしまいました。旅行中に生涯2度目の高速道路での運転をして、見知らぬ土地の一般道も無事に走ったので4輪の運転は上達したはず。しかし、それとバイクの運転は別なのでバイクの乗り方を忘れていないか心配でしたが、大丈夫でした。
 今回やったのは8の字でした。普通の速度での走行は目線が近い、まっすぐ走る時はもっとアクセルを使えなどと言われつつなんとかなりましたが、低速で半クラッチを使い練習するとまともに走ることができませんでした。先生が後ろで私が乗るバイクを支えながらやっていたので自転車の練習をする子供みたいな気分です。そのまま教習が終わったので全然大丈夫じゃないですね。
 今回は2度立ちごけをしました。最初の一回は足がバイクの下敷きになりましたが、教習車には前と後ろに太いパイプでできた立ちごけガードがついているので200キロの車体に足が潰されプキャー!とはなりませんでした。
 こけそうになってなんとか踏ん張ったこともありましたが、ちびには限界があります。先生から「体格的に不利な部分はあるけど何回もやって慣れるしかない」と言われました。まったく、ちびは苦労しますね。
 4輪の車だってなんだかんだ言いつつ今はちゃんと運転してるんだからバイクだって大丈夫!と信じたいです。

免許取得3日目

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 前回の教習のことをA氏に報告したところ「止まっても立ちごけしなければ大丈夫」というようなことをおっしゃっていました。
 少し間があいたせいか、せっかく少し走れるようになったのに、また走り出すのに苦労してしまいました。最初にAT車を体験するためシルバーウィングに乗ったのですが、車体が大きすぎたので手に負えず、原付を用意されました。しかもマニュアル車に乗っていても私はまだまだ生まれたての小鹿並みの運転しかできないので、コース内をホンダのCB400でぐるぐると走って基本操作を練習した後に再びシルバーウィングに乗りました。シルバーウィングに乗ったのは少しだけで、その後原付に乗って走りました。アクセルを回してもすぐには動力が伝わらない上に膝の間にタンクがないAT車はどうも好きになれそうにないです。
 その後またホンダのCB400に乗って、ギアチェンジと前輪後輪ブレーキの使い方の練習をした結果、前よりスピードを出すことができるようになりました。クラッチを離す時小指から徐々に離すといい、とうアドバイスを先生からもらってよりスムーズに走り出すことができました。
 他にも「エラノールさん(←念のために言っておきますが実際はこの名前ではなく本名で呼ばれています。ここでは便宜上ペンネームであるこの名前を使います)は小柄だから止まる時は体をずらして片足を着け、走り出したら要領よく体を真ん中に戻すしかない」というアドバイスをもらいました。
 問題は今日やったことを次の教習でも覚えているかどうかです。今回の立ちごけは一回だけでした。

免許取得2日目

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 1日目の教習のことを、近所にお住まいでたくさんのバイクをお持ちのA氏に報告したところ「青あざ作りながら上手くなるんだよ」というようなことをおっしゃっていました。
 今日の教習では前回と同じような内容をもう一人の教習生と一緒にやった後、先生とマンツーマンで発進と停止をやりました。やっとギアをサードまで入れて走り、立ちごけせずに止まることに成功しました。普通自動車免許をマニュアルで取っているのでクラッチとギア操作の概念はだいたい分かるのが救いです。
 この日、立ちごけは一回だけでした。前回何度立ちごけしたかは分かりません。

免許取得1日目

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 先日、念願の普通自動二輪免許取得のため某自動車学校に入校申し込みを済ませ、今日は初の教習でした。
 南海部品という店で買ってきたヘルメットと手袋を持って教習所に行ったわけですが、その南海部品のお兄さんが丁寧にヘルメットとブーツについて解説してくれて、しかも「頑張ってください」と励ましてくれました。
 教習車はホンダのCB400ですが、バイクをまともに触ったことがない上に小柄な私にはとても重く感じられました。サイドスタンドとセンタースタンドのかけ方をやって、倒れた場合の起こし方を教わった後、センタースタンドをかけたままギアチェンジの方法を教わり、発信と停止を何回もやりましたが、身長150センチしかない私は走り出す前に立ちごけしたり止まる度に立ちごけしたりと一苦労でした。またがると両足はかろうじでつま先が着く程度であり、走ってから停止しようとすると片足だけ着けるのが精一杯です。
 一度先生の後ろに乗って走っているとどんな感じか体験させてもらいました。それを聞いた父が「それって女の子限定じゃないの?」などと言っていましたが、実際どうなんでしょう。結局自分ではまともに走れないまま終わりました。

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